千里馬駅から地下鉄に乗りました。
地下鉄には制服を着た係員が何人かいました。

改札は切符ではなく硬貨を入れると扉が開くようになっています。

平壌の地下鉄は恐ろしく深いです。
ガイドの説明では列車のホームは地下およそ100メートルほどのところにあるとのことでした。

エスカレーターで下っていきます。
ガイドに説明を受けた通り、ホームまではかなり深くて遠い印象を受けます。

また、エスカレーター部分では照明が明るくないため、
エスカレーターで下に降りていくにつれ不安になります。

下っていくにつれ少しほこりっぽいにおいがしてきます。
不安に思っていたからかもしれませんが全体的に陰気くさいというか、
ちょっと暗い気持ちになるような感じです。

不安を抱えながらもホームに降り立つとあることに気づきます。
照明です。
地下鉄のホームにある照明が日本とはまったく異なるのです。
北朝鮮の照明シャンデリアなのです。

地下鉄のホームにはそぐわない豪華な雰囲気。
車両のぼろさと、シャンデリアの豪華さがミスマッチで、
そのなんともいえない雰囲気が強い印象を与えます。

ホームでしばらく待つと地下鉄が到着しました。
ガイドに促されて順番に電車に乗り込みます。
平壌の地下鉄は車体が若干古いものの、いたって普通の地下鉄です。

車内は日本と同様で座席もあるし、立った乗客がつかむ為のパイプもあります。

気になるのは車内が若干暗い感じがするのと、
椅子が硬いことくらいでしょうか。

2分程度で次の駅に着きます。
駅の間隔も日本の地下鉄とさほど変わらないのではないのでしょうか。
乗っている時間はあっという間でした。

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